2018年4月6日、文部科学委員会で質問に立ちました。
今回は、「著作権法の一部を改正する法律案」についての法案審議でありました。しかし、持ち時間の半分以上を使って、文部行政にとって大変な問題になっている、前川前事務次官の名古屋の公立中学校における講演について、政府の考えを問いました。
まず、林芳正文科大臣が今回の調査で「やや誤解を招きかねない面もあった」と発言したことに対し、「やや誤解」どころか「圧力そのもの」との考えのもと、発言の撤回を含め、大臣の見解を聞きました。
また、文部科学省が、名古屋の教育委員会に対し地教行法第48条1項に基づき、「助言」を行ったとの認識を示しましたが、具体的にどのような事実が「助言」の対象になったのかを問いました。
著作権法の一部を改正する法律案については、著作権制度の基本的な考え方について、また、柔軟性を持たせる意義については、柔軟性を持たせることによって権利の侵害に該当する部分で、不透明さが拡大する恐れがあるのではないかと論戦を展開しました。

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※下記衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=47990&media_type=fp