2018年5月23日文部科学委員会の質疑に立ちました。今回は、「文部科学省設置法の一部を改正する法律案」の審議でありました。この法案は、文化庁を京都への全面的な移転に向け、組織改革と機能強化、文化に関する総合的に推進する法律案であります。
政府関係機関の地方への移転において、なぜ文化庁であり、京都であったのか。京都移転は、文化庁にとって良い判断であったかについて、政府の考えを問いました。
また、京都での新しい庁舎が、現在の京都府警察本部を改装して使用することになっている。今回の京都移転に伴い、移動する職員は、250名にのぼる。多くの職員の移動等に向けた、プロセスについて、政府の考えを問いました。

加計学園問題については、5月21日、学校法人「加計学園」による、国家戦略特区を利用した獣医学部新設をめぐり、愛媛県が参議院予算委員会に提出した文書について、この新しい文書には、2015年2月25日に、加計学園の加計孝太郎理事長が、安倍総理と面会をしたと、学園側から報告を受けたとする内容も記録されていました。
そこには、『加計理事長から、獣医学部の新設を目指すことなどを説明。安倍総理からは「新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあったと記録されています。
この新しい文書は、『公文書』という判断でよいか、政府の考えを問いました。

また、諮問会議などにおける利害関係ついて、それぞれの省庁の考えを聞いたうえで、内閣府に、総理夫人と加計学園との関係について、政府に厳しく追及しました。

衆議院 文部科学委員会 記録PDF

※下記衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48183&media_type=