2019年11月19日法務委員会が開かれ、「会社法の一部改正案」について審議が行われました。

質問に立った日吉雄太衆議院議員は、冒頭、最近芸能界における麻薬取締法違反での逮捕の報道を受けて、蔓延する麻薬における水際対策について、厚生労働省麻薬取締部・警察庁組織犯罪対策部・財務省税関などに、現状と対策の強化の在り方について問いました。

会社法については、まず、株主提案権の濫用的な行使を制限する規定になっていることを取り上げ、「濫用」の判断について、どのように公正に判断し、どのように公平性を担保していくのかを問いました。また、株主が提案したことを取締役会が拒否するというのは理論的におかしいのではないかと、疑問を投げかけました。

次に、会社補償と役員等賠償保険契約について、「会社に対する責任は会社が払う事になるし、取締役に対する責任は当然取締役が払う事が、当たり前の道理である」と述べたうえで、政策的に会社が補償するという事に違和感があるのではないかと問いました。法案では、保険料も会社が払う事になっています。

最後に、社外取締役について、社外取締役を導入したことによって効果と検証したデータがあるのかを問いました。

20191119 法務委員会質問PDF   

衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。

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