2020年5月27日法務委員会が開かれ、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の改正案」の審議が行われ、日吉雄太衆議院議員が質問に立ちました。この法案は、社会問題化している「あおり運転」の厳罰化と防止を目的とした法律案であります。

まず、刑罰を重くすること以外にもさまざまな方法であおり運転を減らしていくことが重要であると考えるが、なぜ近年あおり運転が起きているのか、これについて何らかの分析なりをされているのかどうか、政府の取り組みについて問いました。また、今回の改正案で刑罰が重くなり、これによって、あおり運転が減っていく、そして、これが確実に抑止力になると考えているのか、法務省の見解を聞きました。 

いま国民が真実を知りたいのは、黒川弘務検事長の辞職に伴う全容の解明であります。非常事態宣言が出されているさなかに、マスコミ関係者と、かけマージャンをしていたことで辞任に追い込まれました。法務省の調査において、かけマージャンの常習性が認定されなかった、これについて、具体的にどういった調査をしたことによって常習性が認められなかったのかを問いました。また、今回は記者とやられていたということであるが、例えば大学なり学校の友人とかOBとか、又は同僚の方とか、こういったことでほかにもやっていたかどうか、こういった調査はしたのかを問いました。続いて、記者と黒川氏は、国家公務員倫理規程上の利害関係者に当たるのか当たらないのかという点について調査を行ったのかを問いました。森法務大臣には、黒川氏に訓告の処分を決するに当たり、必要な調査が行われたとは言い難い、国民が納得する再調査を要求しました。

令和2年5月27日 衆議院法務委員会議録PDF

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