2020年2月28日財務金融委員会において、「所得税法等の一部を改正する法律案」の審議が、安倍晋三総理大臣出席のもと、締めくくり総括が行われました。日吉雄太衆議院議員は、前半の麻生太郎財務大臣に対する質疑並びに後半の安倍晋三内閣総理大臣に対する質疑に立ちました。

まず、麻生大臣に対しては、財務省におけるガバナスについて、行政の最終的な責任の所在は一体だれが持つのか、この認識について問いました。次に、企業は、法人税が上がれば、その上がった分を価格に転嫁しようとする。消費税が上がれば当然販売価格が上がることになる。総合的に考えれば、消費税も法人税の一部的な考え方ができきるのではないかとする持論に基づいて、論戦を展開しました。また、行政文書の、一年未満保存文書の取扱規則について、問いました。

安倍晋三内閣総理大臣出席のもとの締めくくり総括審議では、新型コロナウイルス対策について、初動の遅れや対応の不備などが指摘されている中、新感染症の指定をしたうえで、現在ある「新インフルエンザ等対策特別措置法」を適用して、敏速に動くよう要望しました。また、総理の地元である下関市にある「下関市立大学」では、下関市長が推薦する教員を強引に採用したり、教授会にはからず、専攻科の設置を決定するなどの事態が発生しています。この横暴に、全教授の9割以上が反対をしている状況であります。この事態に対する安倍総理の所見と、今後の指導の在り方について質問をしました。最後に、安倍内閣になって、数多くの閣僚が辞任をしている状況を踏まえ、安倍総理が『任命責任は私にある』とよく言われる意味合いの中で、安倍総理の考える責任とは、「責任を果たす」「責任を取る」どのように考えるかを質問しました。

令和2年2月28日 衆議院財務金融委員会議事録(その1) 令和2年2月28日 衆議院財務金融委員会議事録(その2)

◆衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49844&media_type=