2019年11月29日財務金融委員会にて「通貨及び金融の調節に関する報告」における審議が行われ、黒田日銀総裁との論戦が展開しました。

仮の話として、今の年金が倍額もらえるとなった場合、老後の安心につながり消費拡大につながるのか。景気動向についてどのように予測されるかについて、日銀総裁の考えを聞きました。また、アメリカと中国の貿易摩擦の拡大や長期化によって、中国はもとより、新興国、資源国の経済において減速の動きが続いている現状を踏まえ、国内経済への影響をどのように見ているのかについて、問いました。

次に、現在の企業の余剰金が増えていることをふまえ、企業は持っているお金を設備投資に行わなければ経済の活性化にはつながらないという事で、日銀に対して、積極的な取り組みをお願いしました。また、10月の消費税率引上げの影響について、日銀として、影響は小さいと判断した根拠について、日銀の考えを聞きました。

20191129 財金委員会議事録PDF 

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