2019年4月10日、政府が沖縄県民の民意を無視して、新基地建設を強固に推し進めている辺野古の埋め立て現場を、野党国対委員長(立憲民主党・辻元清美衆議院議員、本多平直衆院議員、国民民主党・関健一郎衆議院議員、日本共産党・穀田恵二衆議院議員、社保国民会議・広田一衆議院議員、社民党・照屋寛徳衆議院議員、沖縄の風・糸数敬子参議院議員の各氏と自由党から日吉雄太衆議院議員)合同で、現場視察をしました。

沖縄防衛局からのヒアリングでは、防衛省が辺野古新基地建設予定地で最も深い90メートルの軟弱地盤が存在するB27地点の強度についてや、改良工事の工期を「3年8カ月」としている根拠において、必要な砂の調達先や砂の単価、工費砂に混入する特定外来生物の駆除などをただしました。

沖縄県庁では、謝花喜一郎副知事と面談し意見交換を行いました。謝花副知事からは、「新基地建設ありきで詳細不明のまま軟弱地盤の改良工事を計画し、環境保全措置は不十分な安倍政権に対し、県として、新基地建設を許さず、対抗策を打ち出していく」と決意が述べられました。

野党国対委員長からは、新基地建設を止めるための決意などが語られ、県民の民意を無視して新基地建設を強行する安倍政権に引き続き追及していくことを確認しました。