2019年10月23日法務委員会において、第4次安倍改造内閣で、法務大臣に就任した、河井克行法務大臣の大臣所信における一般質疑が行われました。今国会より、日吉雄太衆議院議員は、初めて法務委員会に所属になりましたが、法務行政について河井大臣と論戦を展開しました。
まず、就任直後幹部職員に対して、『法務省の皆さんは思う存分自由闊達に努力をしていただきたい。責任は私がとるんです。法務省を代表して、私は戦うこともあるでしょう。法務省を代表して、責任をとらなければならないと、それは覚悟いたしておりますから、皆さんにはどうぞ思い切って頑張ることを心から期待いたします』と訓示された、この真意について、河井大臣の想いをお伺いしました。また、天皇陛下のご即位に合わせて行われる「恩赦」について、その中身と判断の基準について法務省の考えを聞きました。次に、児童虐待やいじめ問題と人権侵害について、無戸籍の子供たちについて、また、保護司不足問題について、河井法務大臣の考えを伺いました。
委員会の質問から一週間後、10月31日、夏の参議院選挙で妻の河井案里議員に選挙違反の人件費の支払いや、自身の選挙区内での物品の配布などの報道を受けて、突如、河井克行法務大臣が辞任をするという事態になりました。
今回の内閣改造では、一か月もたたない間に、菅原一秀経済産業大臣に次いで、二人目の大臣辞任となりました。安倍総理の任命責任は重大な問題だと受け止めています。
衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。
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