2020年11月18日衆議院財務金融委員会が開かれました。臨時国会が召集され、新しく発足した菅内閣における財政及び金融に関しての考え方について、日吉雄太衆議院議員は質問に立ちました。
まず初めに、麻生太郎財務大臣がよくつかわれる言葉に、「持続的な経済成長を維持・促進する」がありますが、経済成長はどのような意味で使われているのかを問いました。次に、先日予備的調査報告が提出された報告書に対して財務省の考えを聞きました。この調査報告書は、衆議院規則第56条の3の規定に基づき、国会議員128名が衆議院議長に対して調査を依頼し、予備的調査命令に基づき衆議院調査局が財務省に対して、森友学園問題に係わる文書の改ざん等に関する調査を行ったものであります。元近畿財務局管財部の赤木俊夫氏の手記の公表を契機に、財務省内における決裁文書の改ざんがあったのかなかったのか、指示を出したのは誰であったのか。当時の国会答弁の根拠になった資料の存在など、多くの疑惑と疑問点が存在をしています。特に、赤木俊夫氏の手記には、会計検査院が近畿財務局に検査に入るにあたり、財務省本省より、法律相談記録をはじめとした内部文書については、会計検査院に提出しないでほしいとの指示の中身と実態についての事実関係を問いました。
◆衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。
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