2021年2月24日衆議院在家金融委員会にて「所得税法等の一部を改正案」の審議が始まりました。日吉雄太衆議院議員は、政府に対して税制の在り方について質疑を行いました。
まず、日本銀行に対して、長い間、日本はデフレにあえいでいる中で、景気を回復するためにインフレ目標を持って取り組んでいるわけですが、なかなかこれを達成することができていない現状に、インフレを引き起こすための要因について説明を求めました。また、プライマリーバランスの黒字化を目指していくということは、税収の方が多くて支出の方が少なくなるわけですから、それ自体は世の中のお金を少なくする政策になっているのではないかと問いました。消費や投資に回らないことによって、お金が流通せず、なかなか目標のインフレに近づいていかないというような面がある中で、富裕層に対してしっかり課税をする、そして、本来もっと消費が上がっていくはずであろう中低所得者層に対して、消費税を減税、当面廃止するなどして、そこに消費意欲を湧かせることによって消費を増やしていく、これがお金を流通させていく上でまず必要なことであるという日吉雄太の持論のもとに、今回の税制改正において、世の中の需要を増大させるような、消費を増やすような、こういった税制改正が必要であると訴えました。
◆衆議院インターネット放送にて視聴可能です。是非ご覧ください。http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=50331&media_type=