2021年3月16日衆議院財務金融委員会にて、日吉雄太衆議院議員は質問に立ちました。

関税定率法等の一部を改正する法律案に関連して、不正薬物の税関における摘発体制の強化及び金地金密輸摘発と罰則の効果について質問をしました。また、森友問題に関して、予備的調査と裁判の目的が実質同じという理由から「赤木ファイル」の提出を拒む財務省に、目的の違いについて厳しく質しました。最後に、日本の財政状態に関して、財務省主計局作成の国の一般会計と特別会計を合算した資産負債差額マイナス591兆円(令和元年度末)と国民経済計算における地方自治体を含めた資産負債差額プラス98兆円(令和元年度末)のどちらが、財政状態を判断する上でより適切、より実態的であるのか質しました。

地方を含めてプライマリーバランスの黒字化を目指している政府としては、国民経済計算のプラス98兆円の方が整合的であり、地方を含める方がより実態を反映すると考えられるし、また、国民経済計算が国際基準に準拠していることから、世界比較の上でもより合理的であるように思われます。そうでれば、危機的状態と政府がいう財政の現状認識、そのレベル感を改めていく必要があります。引き続き検討し、政府に質してまいります。

2021年3月16日 財務金融委員会 議事録PDF 

2021年3月16日 財務金融委員会 提出資料PDF 

2021年3月16日 財務金融委員会 附帯決議案PDF 

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